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ユーザー車検(整備記録)その2 [ユーザー車検]

定期点検整備記録表
 大項目
   1.かじ取り装置
   2.制動装置 
   3.走行装置
   4.緩衝装置
   5.動力伝達装置
   6.電気装置
   7.原動機
   8.灯火装置等

その1
1.かじ取り装置:ハンドルから前輪までの「かじ取り」
   まず、ハンドルを回すとハンドルの軸が動いて回転し
   ギアボックスで回転が横の動きになりロッドアームが
   左右に動きタイヤのホイールの一端にボールジョイント
   で連結され前輪が同時に左右に動いてかじ取りとなる
    (絵が無く、わかりずらい??)
   ハンドルには、遊びがある。
   Q:遊びってなーに?
     (A:遊びがなければ、車は右に左にふらふらして
     直進できず、高速走行などできない。)

   解説(ハンドルを左右に回し遊びや”がた”が
     無い事を確認する 点検 V を左に記入する)
   と前回解説したがハンドルを左右に回し??
    これが説明しにくく、親指と人差し指で優しくハンドルを
  挟み5cmくらい静かに左右に動かしてガタと遊びを確認する  
   (わかるかなー??)この微妙な感覚を・・・

  ギヤーボックスの油漏れ
    Q:そもそもギアーボックスってどこに付いてる?
   A:運転席の足元にハンドルの軸が伸びその先がエンジンルーム
  に突き出していて、その軸に四角の箱(それがギアーボックス)
   その箱から棒が出ていて(棒:ロッドアーム)
   棒の先がタイヤの縁に固定されている  

    (特にハンドルに不具合が無ければ、左右欄に
     点検 V を記入する)      

   V  ハンドルの遊び / ハンドルの  V 
      緩み、がた     操作具合
  
  Q:ホイルアライメントとは? ヒント:3つあり
   A:1.トーイン 2.キャンバー 3.キャスタ 
  (これが狂っているとハンドルが右に取られたり
   重かったり、前輪が振らついてサイドスりップ・テスト
   が×「不合格」となるが・・・)    

  まーあ、通常、走っていてハンドルが左右に取られず
  高速走行でも真っ直ぐ走り、交差点で左右に曲がる事が
  できればOKという、ところでしょう。
   
2.制動装置
 2-1:ブレーキペタル~ロッド~倍力装置・マスターシリンダー~
   ブレーキホースを経由して~前輪(*左右)~後輪(左右)
 2-2:駐車ブレーキ:レバー~ワイヤー~後輪(左右)
 2-3:ブレーキホース~キャリパー~ディスク・パッド
    前輪のみディスクの車 4輪ともディスクの車
 2-4:ブレーキホース~シリンダー~ブレーキ・ライニング
    前輪がディスクの車は、後輪がライニングである   
 (キャリパとか用語が難しいね??)

 Q:ペダルの踏込時に床とペダルの間隔(踏みしろ)
  A:ブレーキを踏んで床との隙間が数センチ以上あればOK
  (床にペタンと着くとダメ)
 Q:ペダルの遊び?
  A:通常時にペダルを手前に引いて動く間隔
    (数センチ以上あればOK)
 ブレーキレバーを引いて、まだ引きしろがあればOK
  Q:引きしろって??
   A:ワイヤーが切れるとレバーがほぼ垂直まで引っ張れてしまう
   ここまでのゆとりのこと  (う-ん!説明が難しい?)
 Q:ホース、パイプ、ホイール、シリンダ、キャリパなどの液漏れ??
   A:漏れているとブレーキ液が減っていなければOK
      (漏れていてある量になると警報が出る)

 (達人のコツ)
   1.履物:「ガツン」と踏み込める靴をはく事
     滑りにくい「スニーカー」がよい
     スリッパはダメ  
   2.運転席を前後に調整しイスとブレーキ
    ペダルの間隔を完璧にして「ガツン」と
    踏み込めるように事前に訓練しておく 
   3.ドラム方式の車
    ドラム方式は,ライニングの厚みが充分にあっても、車検テスターでは
    タイヤが回ってしまい「×」のケースとなるので、ライニングは新品と
    交換した方が良い。
   4.車検に合格したらライニングを元に戻して車検用に保管する。
     なお、通常、走るには、戻したライニングで、ぜんぜん問題ない。
     厚みが 2mm以下になったら、交換する。
     (新品で5mmほど、磨耗限界は 1mm)
   5.前側のみでも良い
     ライニングは、前側と後側のペアで構成されているが、ブレーキ摩擦は
    前側のライニングで大半を負担しているので、前項の交換や新品の交換は
    前側のみでも良い。    

 点検記録は通常Vを記入すれば良いが以下の項目は
  ・ホイール・シリンダ、ディスクキャリパーの液漏れ
    左側の記入は マルの中にV
    ○:分解 V:点検 (分解して点検した)
  ・ドラムとライニングの隙間
    左側の記入は マルの中にA 又は×
    ○:分解 A:調整 ×:交換
    (分解して調整、又は交換した)       

 続きは次回  「3.走行装置」から

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