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治らない痛み(その2) [美容と健康]

(先日の続きです)
その方々の特徴は、?

 失感情症の方が多い
失感情症=自分の本当の感情に気づかない、相手に
     気持ちを伝えられない。

なぜ、失感情症になるのでしょう?

・幼児期に親に甘えられなかった人
・家庭で安心できなかった人
・甘えたい、寂しい、不安の感情を心の奥底に抑えて
 閉じこめたまま、前向きに成長してきた
・じっとしていると嫌な感情に襲われるため、常に動く
 張り切りすぎる  
・「過活動」になりがちです

治療法は?
 
・医師や心理士、看護師らのチームで取り組みます
・話をよく聞く
・1日の心の動きをや体の変化をノートに記録してもらう
・感情が表にでてこない場合は、箱庭を作ったり絵を描いたりして
 意識・無意識の心理を本人とともに観察します
・自律神経の調整機能を高める「自律訓練法」、心と体の変化に
 気づく「マインドフルネス」の技術を教えたりします

治るのでしょうか?

・すぐに痛みが完全に消える人は多くありません
・軽くなり痛みがあっても生活が楽しめるようになります
・痛みが改善すると、すごくエネルギッシュで社会に貢献
 できる人が多いです

治療は保険が効きますか
(保険適用は難しいです)
・治療には時間がかかり専門的な技術、治療者の熱意や
 工夫も必要です
・慢性痛の背景には心理的な要因が潜む事が多く特別な人とは
 限りません
・社会のニーズにあるので慢性の痛みへの心理カウンセリングに
 保険の点数を行うようにシステムを作るべきです

  抜粋:読売新聞 2014年11月7日 金曜日 くらし=家庭

         医療ルネサンス NO.5939 治らない痛み
   Q&A 九州大病院 心療内科講師 細井昌子さん
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